我が家には「食べ物を粗末にしてはならない」という家訓がある。
幼児期ならいざ知らず、少年期以降、自分はこの家訓を忠実に守ってきたと思っている。
また、我が家には「腹に入ればみな同じ」という格言がある。
これは、トーストに納豆とマーガリンとジャムを共存させるような祖父の口癖で、やはり、自分の中での「食」に関する姿勢の大きなウェイトを占めている。
さて、ここに消費期限を一週間弱オーバーした鶏肉がある。
後半三日は冷凍庫に入れておいたのだが、言わずもがな最初の三日間は普通に放置してあった。
だって料理するのめんどくさかったんだモン☆
つか、身近にあるせいか、今騒いでる毒米とか中国特製毒餃子より全然危ない気がする。
しかしまぁ、我が家の家訓とか格言とか忠実に守っちゃう俺としては、これを消費せず捨てるわけにはいくまい。
そんなわけで、早速親子丼に。
最初パックから出して匂いを嗅いでみましたが、なるほど若干芳しい臭いがします。凍ってんのに。
普通だったら、僕も遠慮しかねない危うさを感じましたが、覚悟を決めた今日の僕は一味違う。
とりあえず、解凍の手間が惜しい(調理開始が既に午後九時)ので、パックの表裏からお湯をかけます。
先ほどの危険な香りが若干強みを増しました。
パックから剥がした後は、予定通りザク切りにしてフライパンへ。
いつもはどんな肉でもレアで頂く僕ですが、今日ばかりは途方も無くウェルダンにするつもりで炒めます。
で、しばらくしたら玉ねぎを投入。
醤油とみりんで下味をつけて、溶き卵をぶっかけて完成。でいいはず。
で、今ぶっちゃけ結構ビビッてますが、腹が壊れれば課題の締め切りを延ばしてくれるかもしれないので頑張って食ってます。
それだけです。
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