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NZ在住五年弱、エリート落第生が綴る非常にgdgdな日常
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ドグラ・マグラ読み終わった。背番号11です。
一回は頭が狂うって言う帯書きの意味がよくわかったわwww

これから授業なんで跡で更新。



--------------------------------------------------たっぷり36時間の壁------------------------------------------------------



日を改めて今晩にゃ。背番号11です。今既に八月十四日です。明日こそは黙祷を忘れないようにしたいと思う。

水曜ははあの後練習に行き、また若干の不安を膝に憶え。木曜はあんまり痛くなかったから、テーピングしたらプレーできるものだと信じたい。
準決いけるかもとみんな燃えてはいるけど、まぁ勝ち点5を取ってもギリギリっていうことを考えるとどう考えても土曜が最終戦なので、せめてプレーくらいはしたいな。



で、ドグラ・マグラ。
読み終わった瞬間は長ったらしいネタバレ込みの感想とか書こうとしたけど、もう萎んでるので少しだけ。

コレが何回も読まないと理解できないとか、呼んでる最中一回は頭が狂うとか言われる一番の理由は、多分物語全体に満ちた「曖昧な雰囲気」の所為だと思う。
実際、「本人は正気のつもりでも周りから見たら狂ってるかも」って作中で言及されてるし、
主人公自身の行動客観と主観的解説の入り混じった描写
(要は『~してる最中に自分は~思いながら別のことをしていた』みたいな描写)と、
あっちこっちに飛ぶ思考
(『今日の講義の要点は』→『おっぱいでけー』→『そういえば今日のご飯はカレーにしよう』みたいな)
が大いにその曖昧な雰囲気を盛り上げてる。

次に物語の二つの本筋、「自分は誰か」という謎と「一族殺しの真犯人について」の話が、最後まで全く接点を見せず平行して、かつその間をぴょんぴょん飛び移って説明するから、どっちがどっちの説明か分からなくなって、またこの作品の雰囲気をごちゃごちゃに絡ませている。

この二つの要素のミスマッチが、この作品の最大の売りだと自分は思う。徹底的に読者に理解させることを拒み、「コレが分からないのは自分の頭がどっかおかしくなってんじゃないか」と錯覚させるための。

自分が頭おかしくなりそうだったのは、長々とW教授の調査記録とか諸々を読んでようやく一族殺しの犯人が見えてきたところに、M教授が自白したこと。
「おま、散々『Wが俺を貶めようとしてる』みたいなこと言っといて最後にそれはねーだろwwwwwwwww」と真っ先に思った。

たった一つ自分がまだ分かってないのは、結局一郎の頭は「ループ」しているのかという点。
もしコレがループを題材にした作品なら、自分の中ではかなりの高評価。「目覚める→解き明かす→狂う→忘れる」なんて嫌な無限ループ、思いつかねーっつーのw

まぁ一言で言えば、この作品のテーマは「正気の曖昧さ」だと思う。正直ミステリーとか二の次。
このレビューのようなものを読んで作品読んでみようとか思った奇特な方は、ミステリーと思わずに読んだ方が吉。コレだけは鉄壁。

そして昨日今日と、勉強が一段落してるので映画鑑賞。二晩でSTEALTH、MEET DAVE、BUTTERFLY EFFECTの三作を鑑賞。以下レビュー。

STEALTH……ジェイミー・フォックスの無駄遣い。メカ好きなら観ていられる作品。大尉ウゼェwwwwwwwww

MEET DAVE……感動物?コメディー。さすがエディー・マーフィー。でも宇宙人たちが「感情」を理解するようになった描写がもうちょっと細かかったらいいと思った。一番好きなフレーズは「......I got access to the centre of knowledge of this planet, which is called, Google.(うろ覚え。かなり最初のフレーズ。)」

The Butterfly Effect……個人的に、今まで観た中で一番のタイムリープスリラー。劇場公開版とかによってエンディングが違うらしい。自分が観たのはディレクターズカット版なんだけど、もし劇場版観てからコレ観たら金返せって言ってたと思う。切ないけど。
たった一つ疑問だったのは、最後の主人公の心理。あれは望んだ結果だったのか、それとも……。
とにかく、観てないなら一度は観るべきだと思う。



そんな感じです。既に5時です。
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背番号11
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男性
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1986/05/10
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略歴:
生まれる→育つ→今。
船橋っ子を自称しつつも、羊の国に影響されすぎてもはや日本人ではない。
2009/09/05 タイトル変えました
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